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  H28年度 活動報告

4月企画

 「ゆるりとお花見企画

 こんにちは!暖かくなったと思ったらまさかの雪が降るほどの寒さに戻り、上着が必須ですね。みなさまも寒暖差にお気を付けください~!
 
 さて、桜が満開となり、絶好のお花見日和のなか、 4 月 10 日(日)に 4 月企画が行われました (*^-^*)  企画名も「ゆるりとお花見企画」ということで、季節を感じるものになりました。今回は運営委員・途中参加者を含め、聴覚障害者が11名、健聴者が7名の計18名の方にご参加いただきました! なんと今年入学したばかりの一年生にも参加していただき、新年度から良いスタートがきれたのではないでしょうか。
では早速 4 月企画を振り返っていきたいと思います!



○レクリエーション
「ごちゃまぜ伝言ゲーム」
 声以外にも伝え方はたくさんあるということで、 3 グループに分かれ、それぞれ 1 列に並んでもらい、最後まで正しく伝わるかな…!?という内容でした!
 [ 口話→空書き→ジェスチャー→絵 ] の順番で 5 人目の解答者までお題の文章をどんどん伝えていきます。二問目のお題の中にある「マリオ」が「迷子」に変化するなど、一人目から二人目に口話で伝えるときに違う単語に変わってしまうこともありつつ、みなさん各々自分らしく表現していました。 3 グループとも少しずつ違った答えになり、面白かったですね!とくに 2 グループは「ミッキーとスパイダーマンどっちが好き」という一問目のお題のときに「サクラ散る」という独特の答えを出し、場が盛り上がりました (^ ○ ^)  正解が発表されたあとに「なるほど~、そういう意味だったのか」と、絵を見て納得する様子も見られました。

お題は二問だけでしたが、伝え方にもいろいろあるということで、楽しんでいただけたようでとても嬉しいです!! ( ´▽` *)  今回使ったものの他に、どのような方法があるのか探してみるのも面白いと思うので、みなさんもぜひ探してみてくださいね~!(^^)


○フリートーク
グループは決めずに、お菓子を食べながら、自由に会話を楽しみました。初めて会う方も多く、いろいろなお話が聞けて新鮮だったのではないでしょうか (^-^)  また、それぞれに合ったコミュニケーション方法で会話をしている様子も見られ良かったです!
 
 
運営委員も新体制のなか、今年度初めての企画はいかがでしたか?新年度ということで新たな出会いもたくさんあり、そのような場をみなさまに提供出来たのなら、運営委員一同嬉しい限りです。
  短い時間でしたが、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!ぜひ、また次回の企画でもお会いできることを、楽しみにお待ちしております!! (^o^)/


 

6月企画 

「おいでよ がくせいの会~学生会博士になろう~」

 みなさまこんにちは (*^^*)
東北地方でも梅雨入りが発表されましたね。雨が続くと気分もなんだか下がり気味になってしまいますが、たまに雨上がりに虹が見えると、ちょっと幸せな気分になれたりします。ぜひ探してみてください ( ´` *)


 さて、6月12日(日) 13 時~ 16 時に6月企画「おいでよ がくせいの会~学生会博士になろう~」が、北山市民センターにて行われました。今回は運営委員・途中参加者も含め、聴覚障害者が6名、健聴者が31名の計37名という、たくさんの方にご参加いただきました!!前年度の最多人数を上回り、運営委員も驚きです…!お越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました!! ...
 では、早速その内容について振り返っていきましょう~^^

 


◯説明会
 パワーポイントを使い、学生会とは…?というはじまりから、運 営委員紹介、企画内容、会員になる方法、会員になった際の特典などを説明していきました。(勧誘ではなく、まずは学生会を知ってもらおうという趣旨の説明です!笑 ) 
一通り、説明が終わったら質疑応答の時間を設けました。
「企画はいつも同じ市民センターで行われているのですか?」といった質問には「いいえ。企画内容に合わせて、交通の便がいいところを選ぶようにしています!」という答えが出ました。そのほかに、学生会の年間予定などをお答えしました。ちなみに11月には前年度に引き続き、合宿企画を行うので、お時間ある方はぜひいらしてくださいね~ ( ´▽` *)

 


◯レクリエーション 「手話創作ゲーム」
 今回は3つ用意させていただきました!
①「手話創作」
 各グループに、手話辞典に載っていない単語をお題に出します。そのあとグループの代表者に発表してもらい、他のグループに何を表した創作手話なのかを、当ててもらおう~!というレクです。特に印象深かったのは、「クリスロード」ですね~!「クリスロード」では、「薬」の手話を上下逆さまに表現+「道」と表していました!この他にも「イオンモール」、「ねば~るくん(茨城県の非公認キャラクター)」など多くの創作手話が生み出されました。気になる人は運営委員の誰かに聞いてみてくださいね~ (^ ○ ^)

②「創作手話を伝えよう」
 はじめに、グループの中からランダムで二人選び、前に集まってもらいます。次に、全グループの抜けたメンバー以外に、共通のお題である「シャンプー」を見せます。グループごとに「シャンプー」の手話をつくってもらいます。戻ってきたメンバーにその創作手話を見せ、何を表現しているのかを当ててみよう!というレクです。ちなみに、解答者には「シャンプー」「リンス」「トリートメント」「コンディショナー」の4択から答えを考えてもらいます! どれも似たようなものですが、指文字の「し」を上手く使って表現しているグループが多かったです!その結果、なんと全グループが正解していました…!すごいです…!

 

③「グループ対抗戦」
 グループ内で1人ずつお題の紙をめくり、その単語を表現します。同じグループ内で分かった人が答え、当たったら次の人というふうに、時間になるまで繰り返し行います。どこのグループが多くの単語を当てられるかな~?というレクです。お題には、「爆買い(1点)」「イケメンゴリラ(2点)」「 YouTuber (3点)」などがありました。同じお題でも、人によっては表現が違うところが、面白かったです ^^  また、「どう表現しよう~」と悩んでいましたが、なんとかジェスチャーで伝わり、喜んでいる姿が見られました ( ´▽` *)  
時間になり、それぞれの点数を聞いてみると…? ほとんどのグループが 20 点前後なのに対し、 A グループがまさかの 40 点を超えました!!

 最後に、①~③のレクリエーションの合計点数を出してみると…優勝は………??
A グループでした!! ③のレクで大量に点数をかせいだのが大きかったですね~^^ おめでとうございます!! 
 今回のレクは「創作手話」がテーマということで、みなさんにたくさんの新しい手話をつくっていただきました。手話が分からないときに、自分でつくったもので相手に伝えてみるのも面白いですね (^ ○ ^)  ぜひ、どんどんつくってみてくださいね^^

 


◯フリートーク
 あらかじめ振り分けておいたグループに分かれ、自由にお話していただきました。今回は手話サークルでは、ろうあ者問題研究会、 Smile 、竹の子、 HANDS 、桃の会、泉、ひまわりからの参加者に加え、社会人の方もいらっしゃったので、普段はあまり話す機会が無い方とも、お話しできたのではないでしょうか? 他サークルに通っている方と話すことで新たな発見や刺激にもなり、みなさん楽しそうにお話していました (*^^*)  4月から手話を始めたばかりの1年生も頑張って手話を使い、話そうとしているのが印象的でした。

 感想発表では、「他の人の手話を見たり、教えてもらったりすることで勉強になりました。楽しかったです。」というコメントをいただき、そのような場を提供することが出来ているのなら、運営委員一同 嬉しい限りです。参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました!!

 次回は7月18日(月・祝)に、茶話会を予定しています。

詳細は、決まり次第お伝えしていきます。ぜひ、お越しくださいね (*^-^*)

宮城ろう重複連絡会そよかぜ広場さま主催

「遊びの会」ボランティア報告

 みなさま。こんにちは^^
5月29日(日)と6月19日(日)に、宮城ろう重複連絡会そよかぜ広場さま主催の「遊びの会」が行われ、学生会からも何人かボランティアとして参加させていただきました(^_^)/ みなさん子どもたちと一緒になって楽しんでいたのが、とても印象的でした!
 では早速、5月、6月の企画をそれぞれ振り返っていきたいと思います!

 5月29日(日)八本松市民センターにて「びっくり箱を作って遊ぼう!」が行われました!学生会のメンバーは5名(運営委員4名、一般会員1名)の方が参加しました。ちなみに私は、遊びの会に初参加なので、どんな子たちに会えるのかドキドキしながら市民センターまで向かいました…!実際に会ってみると、元気いっぱいで可愛らしい子たちばかりでした(*´▽`*)
 そして、1人の子にボランティアの方1人か2人担当という形で、みんなで一緒にびっくり箱を作りましたよ~!びっくり箱となる牛乳パックの外側には、それぞれ好きなようにキラキラテープやプリキュアシールを貼ったり、ペンで自由に直接描いてみたりと、個性溢れるオリジナルのびっくり箱を作成することが出来ました!(^○^) びっくり箱の重要な中身も自分で輪ゴムをかけて箱にしまい、ついに完成です!完成した子からびっくり箱を開けてみると…?とてもきれいに中身が飛び出していきましたー!!最初はうまく箱から飛び出てこない子も、何回か繰り返していくうちにだんだんと勢いよくきれいに飛び出させることに成功していました(*^^*) 飛び出た中身を入れなおして、もう一回、もう一回と遊んでいる姿がとても楽しそうでしたね(´▽`*)

 続いて6月19日(日)には「流しそうめんをしよう!」が、そよかぜ広場作業所にて行われました。こちらは学生会からは4名(運営委員3名、一般会員1名)の方がボランティアに参加しました。私は、5月、6月と遊びの会に連続で参加させていただき、みんなに会えるのをとても楽しみにしていました!(^^)/ 
 作業所の窓から外に向かって流しそうめん用の竹が準備されており、ワクワクしながら、きゅうりやちくわを子どもたちと一緒にはさみで切っていきました。全部の準備を終えたら、いよいよ水に乗せて流していきますよ~!みんな竹の近くに集まって、そうめんを待ちかまえます…!!流すものにはそうめんの他に、先ほど切ったきゅうりやちくわ、ミニトマト、ウィンナー、そしてあまーいさくらんぼがありました!(*^^*) みんな上手にお箸でつかみ、美味しそうに食べていました!また、子どもたち自ら流してみるなど、とても和気あいあいとした様子が見られました^^ 片づけをした後は、すぐそばの公園で氷鬼をして元気に走り回りました!子どもたちのパワーに圧倒されながらも、あっという間に時間が過ぎていきました。

 どちらも短い時間でしたが、子どもたちにとって充実したものとなれば嬉しい限りです!今回出会えた子は、聴覚障害以外にも障害をもっている子がほとんどです。手話のレベルも様々です。したがって、特に手話にこだわらずに、一人一人に合わせてコミュニケーション方法を変えたり、少しだけ気を付けたりすることで、障害があっても一緒に楽しく活動することが出来ました^^ 私自身、どちらの企画もとても楽しかったです(^o^) また、みんなの元気な様子を見ることで、私も元気になれました!他のボランティア参加の方も、同じように子どもたちからたくさんの元気をもらったのではないかと思います。しばらく顔が見れなくなるのは寂しいですが、またお会いできるときを楽しみにしております^^ そよかぜ広場のみなさま、今回はこのような貴重な場を設けていただき、本当にありがとうございました!

7月企画「茶話会」

 みなさまこんにちは。
さわやかに広がる青空を、気持ち良く感じる日が増えてきました^^ しかし、じめじめと気温が高くなってきたので、くれぐれも熱中症にはお気をつけください!

 さて、7月18日(月・祝)13時から15時、八本松市民センターにて7月企画「茶話会」が行われました!こちらは毎年恒例となっており、今回もみやぎデフ親子クラブ様と合同で企画させていただきました。
そして茶話会には、親御さん5名、運営委員を含め聴覚障害者8名、健聴学生1名の計14名で行いました。また、別室ではお子さん5名の託児を行い、ボランティア4名の方にご参加いただきました(´▽`*)

◯茶話会
 グループを二つに分け、第一部、第二部と行いました!
主な内容としては、聴覚障害のあるお子さんをもつ親御さんが、聴覚障害のある学生・社会人の方に、お子さんについて今後の進路やコミュニケーション方法などどうしたらよいか、疑問に思っていることを聞いてみよう!というものです。
 まずグループ➀では、保護者のお子さんが幼稚部と小学部の低学年ということで、現在の勉強の進み具合(国語や算数)や教え方、大きくなった時のために今やっておいた方がいいこと、習い事をさせるかどうか、などについての話題が出ました。
周りに人がいるとき、子どもの声の大きさをどうやって調節すればよいか、また習い事をすることによって居場所を増やしてあげたい、なにか一つでも集中して取り組めるものを見つけてほしいなど、親からの視点で貴重なお子さんに対する思いも お聞きすることができました(*^_^*)
 グループ②では、兄弟関係などの家族内でのコミュニケーション、通常学校と特別支援学校のメリット・デメリット、聴覚障害学生の皆さんが大学に行こうと思ったきっかけ、それぞれの生い立ち(中学までは聾学校だったのに、高校で通常学校に行くことにしたのはなぜ? など)、難聴学級の現状、親から見て子どもが何を考えているのか、子ども自身の障害をどのように受け取っているかなどの子どもの様子について、主に話し合いました!
お子さんの将来のために今やるべきこと、なにかきっかけをつくることで変わっていって欲しいなども、お子さんに対する真剣な思いが伝わってきました。

 茶話会に参加した運営委員2人に、今回の感想をお聞きしてみました(^_^)/
まずはグループ➀に参加したMさんからです!
「保護者一人一人のお子さんに対する育児観や様々な悩みについて、親目線から貴重なお話を聞くことができました。保護者の方から、現在は、お子さんがタブレットなどICT機器を使って遊んでいるという話を聞き、時代は進んでいるな~と驚いた場面もありました(笑) 保護者の方の話を聞き、今悩んでいることに対して自分の意見だけではなく、他の難聴の人の経験、意見も聞けたので参考になりました!」
次にグループ②に参加したSさんからです!
「育児されている親御さんたちがどんなことを考えているのか、悩んでいるのか、少しでも知ることができて良かったと思っています。親御さんたちにとって、私たちからの経験を参考にしていただけたら嬉しいですね。」

 グループ➀、②ともに、より深い内容を話し合えたのではないでしょうか^^ 少しでも親御さんたちの悩みが解決できたのなら嬉しい限りです。他の参加者の方からも、「いろいろなお話を聞けて勉強になった」という声を聞くことができて良かったです(*^_^*) 

◯託児ボランティア
 小学校1年生の子に時計の読み方、中学1年生の子には数学などの勉強のお手伝いをしました。その他の子どもたちは最初から最後まで元気に部屋中を走り回っていました(^○^) 終わりごろには、びっしょり汗をかいている子いましたね!

 

 企画が終わった後も、話が弾んでいました^^ このようなじっくり語り合う機会をまたつくれればと思います。みやぎデフ親子クラブ様、ありがとうございましたm(_ _)mまた、今回参加していただいた皆さま、暑い中本当にありがとうございました!!

 

 

 次回の学生会は8月、9月と少し空き、10月にみやぎ・せんだい中途失聴難聴者協会様との共催で芋煮会が行われます!また11月12・13日(予定)には学生会のビッグイベントである合宿が行われますよ~(^_^)/ どちらもぜひお越しください!
詳細は決まり次第FacebookやTwitterでお伝えしていくので、楽しみにお待ちください^^

11月企画 「無題。」

 みなさまこんにちは。学生会のビックイベント、11月企画である合宿「無題。」から早くも1か月が過ぎ、もうすぐ年が暮れようとしています。1年過ぎるのは早いな~とここ最近ずっと思っています (*_*)  みかんを食べて、元気に年を越しましょう~ (*^-^*)

 さて大変遅くなってしまいましたが、「無題。」をひとつひとつ振り返っていきたいと思います!いつもよりボリュームたっぷりなのですが、ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです (*^^*)

 

学生会11月企画である合宿「無題。」は11月12・13日(土・日)に行われました。一泊二日の合宿には、運営委員含め、聴覚障害者9名(うち1名は1日目午前のみ参加)、健聴者14名(うち2名は1日目午前のみ参加)、計23名の方にご参加いただきました (^_^)/

それでは、企画を順番に振り返っていきます!

 

 

〇レクリエーション
講演会の前に、簡単なアイスブレイクとして「バースデーライン」をやりました! (*^^*)
「バースデーライン」とは、自由に歩き回って誕生日を教え合い、最後に全員で誕生日順に並ぶというルールです。学校で一度はやったことがある人もいるのではないでしょうか?
今回誕生日を教える際、手話・指文字・声は禁止、ジェスチャーのみ使えるという特別ルールを作って行いました。各々が工夫しながら誕生日を教える姿が見られ、予想以上に盛り上がりました!
最後に確認したところ、見事全員誕生日順に並ぶことができました (^_^) 中には、元日生まれ、誕生日が同じ人もいました!参加者に笑顔が見られ、アイスブレイクを楽しんでいるように見られました。顔を初めて合わせる方もいたので、少しでも交流できる機会になったのではないでしょうか?
【若松】

 

 

〇講演
合宿1日目の午前には、松崎丈様による講演が行われました!今回の合宿企画の目的とも絡めて、「聴覚障害をめぐる問題を共に考えるー当事者研究の視点からー」というテーマのもと、一時間ほど松崎様に話していただきました。
ちなみに、皆さんの中には「当事者研究」という言葉を初めて聞いた方もいるのではないでしょうか?
当事者研究とは当事者の立場から研究することであり、専門家の立場からは見えにくい困難や本人の生きにくさを解明し、自分を守る方法を見つけていくことです。講演の中では、当事者研究の経緯、実践例、事例などについて詳しく話していただきました。
講演後の質疑応答では、参加者から様々な質問・意見が出ました!
参加者の皆さんにとって、障害の有無に関わらず、1人1人が当事者研究について考える良い機会になったのではないでしょうか?
【若松】

〇レクリエーション2
さて、午前の講演が終わった後は合宿場所である不動尊公園キャンプ場へと出発です!
ちょうど紅葉となっており、コテージの周りもとても色鮮やかでした ( ´▽` *)
この季節は肌寒いので体が温まるようにと、桑名さんがレクを企画しました ^^
まず1つ目のレクは「○○しましょしましょ」です!!
「しーましょ、しましょ」と言われた後に、参加者全員で「なーにをしましょ」と返します。そして「近くの人とハイタッチしましょう」や「一周走りましょう」など提示されたお題の通りに動くというものでした!
2つ目のレクは、「仲間探し」です !(^^)!
ジャンルは「動物」「イベント」「スポーツ」の3つでした。手話、指文字、声は禁止で、ジェスチャーのみで同じジャンルの仲間を探していきます!みなさん動き回って、自分に渡された紙に書いてあるお題をなんとか伝えていましたね ^^  「エイプリルフール」をどう伝えようか、工夫している姿も見られました (^ ○ ^)  グループごとの発表をおさめた動画があるので、ぜひご覧ください!
1つ目と2つ目は外でのレクとなりましたが、ここからは2つ目のレクで出来たグループのまま、それぞれコテージに移動してのレクとなります。各コテージでは「自己&他己紹介」を行いました。ペアになり自己紹介をしたのち、ペアになった人のことをグループの他の人に紹介するというものです。この自己・他己紹介をするとき、声は出さずにお互い伝えあいました ^^
さて、ここで終わりではなく、あとひとつレクが残っていますよ~!盛りだくさんですね!!最後のレクは…?「私は誰?~絵で伝えよう~」です!
ルールはとても簡単で、誰か一人がお題をひき、それを絵に描いて、誰が、何をしているのか他のメンバーに答えてもらうというものです ^^  「ブレーメンの音楽隊」をどのように伝えるか、悩みながらもかわいらしい絵を描いてくれる方もいました (*^-^*)  このレクは時間の都合上、少ししかできませんでしたが、全てのレクを通して、参加者同士の距離が縮まったのではないでしょうか? ( ´▽` *)
【須藤】

<ディスカッション>
さて、今回の企画の目玉であるディスカッション!!
テーマは、「聴覚障害者同士、健聴者同士、聴覚障害者と健聴者の間、それぞれで生じる問題や困難について」です。
ディスカッションと聞くと固く、難しそうなイメージですが、ここでは参加者から事前に挙げていただいた事例をもとに進めていきました。実際に身近であることなので、自分だったら…?と考えることができたのではないでしょうか? ^^
では早速、それぞれどのような事例でどのようなディスカッションになったのか、それぞれのグループの報告を見ていきましょう〜!

 

● A グループ 健聴者同士の困難や問題について
ディスカッションで取り上げた事例は「これくらいの声なら聴覚障害者には聞こえないだろうと、内緒話をする」でした。健聴者数名と聴覚障害者が一人いる状況で、健聴者同士が会話をしていて、聴覚障害者が「なんの話?」と聞いても、健聴者が「なんでもないよー」と答える。そういう状況に居合わせたら、あなたはどうしますか?
この事例に対して、「それを見た聴覚障害者は自分のことを言われてなくても気になると思う」「聴覚障害者から見たら内緒話のように感じるのではないか」「関係ない話と決めつけるのは良くない」「できるだけそういう場面を作らないようにしている」といったような意見が出ました。さらに、「そういう状況になったとき、聴覚障害者はどう思うのか?」という質問があり、「健聴者が手話ができない場合は仕方ないが、手話ができるのに使わないとのけ者にされていると思う。自然に起きたことなのか意図的なのか分からないから、不安になる」「私なら関係ないと思って自分のことをやる。目の動きで判断する」との答えが返ってきました。それに対して「健聴者同士がやろうと思ってやっているなら最低 だが、聴覚障害者が思い込んでいる場合がある。ケースバイケースだと思う」という意見が出ました。
そのほかにも様々な意見が出て、白熱した議論が出来ました。頑張ってパワーポイントを作成している某さんを横目に議論が盛り上がりすぎて、手伝うのを忘れてしまいました・・・ (^ ^;) この場をお借りしてお詫び申し上げます。以上で A グループからの報告を終わります。
【井川】


●Bグループ 聴覚障害者同士の困難
事例は「相手が”うんうん”とうなずいているが、こちらの手話、発した言葉、口の読み取りをしっかりわかっているのか不明。正確に伝わっているのか疑問。」です。例えば、聴覚障害者数人で話していた時に、相手は前後の話が分かっていないが「ご飯」というひとつの単語だけ聞き取れた。相手がその単語から予測して話を進めた際に、話の方向違うよと素直に言って良いのか、という気持ちからこの事例が挙げられました。
事例を見て、「聴者も似たようなことがある。分からなかった時に聞き返すと相手の負担になるのではないか。聴覚障害の有無に関わらず、知ったかぶりは自分を守るために必要なことでは」「自分も、分かっていないのに話を進めてしまうことがある。分からなかった時は言ってね、自分もそういうときは聞くから~!と、声をかける方法もあると思った」「話がかみ合わなかったら、一回相手に確認する。そのままにしておくと、次話すときに、『また同じことになったら…』という不安が生まれてしまうかなと思う」とそれぞれの意見が出ました。また「一対一だったら言えるけど、会議の時や今言ったら空気止まるだろうなというときは言えない」「聞き返せるかどうかは、そのときの環境、コミュニケーシ ョンの相手、仲の良さに影響される」という意見もでました。「自分だけが話についていけないとき、寂しいという経験をし、そのときの気持ちを分かっているのに、逆の立場になるとなぜ行動出来ないのか、気付かされた」という方もいました!
Bグループではディスカッションの結果、その場で対応できなくても、どんな気持ちだったのか?どう対応すれば良かったのか?話し合うことで相手にとって一番良い方法も分かるのではないかという結論に至りました。同じ聴覚障害であっても、考え方は人それぞれであること。健聴だけでは分からないことや不安に思っていたことについて、聴覚障害者の立場から意見が聞けて良かったと、さまざまな収穫が得られたようでとても充実した時間を過ごせました (^ ○ ^)  以上でBグループの報告を終わります。
【須藤】

 

● Cグループ 聴覚障害者と健聴者の間に生じる困難や問題について
事例は、「聴覚障害者、健聴者が大勢いる場で、聴覚障害者が健聴者同士の会話の速さに付いていくこと」です。事例についてどのような場面での、どのような困難・問題を挙げているかというと、例えば飲み会のような大勢が集まる場で聴覚障害者がひとり、その他は健聴者といった場面があるとします。きこえにくいために、聴覚障害者は健聴者の話す速さについていくことや話す内容を掴むことというようなことが困難になる、という例があります。この困難や問題に対して、ひとりひとり自分の考えや経験を話してくださいました。例えば、「きこえるきこえない関係なく、手話だけで話している輪の中で手話がわからず入れないこともある」「仕方ないところがあると思う。仲のいい友人をつくることも大 切だと思うがそれも大変」「誰が話すのかわかるよう、話すときに挙手してから話す」「きこえていても、皆の輪に入れないことがある。障害の有無にかかわらず状況を見て気付けるようにしたい」「声で話している人に対して、『手話を使って話して』と言ったら、『そこまで言わなくてもいいよ』と言われたことがある。ひとりひとりの気持ちがあるので、わざわざ解決する必要があるのか」「皆が盛り上がっているところ、話を止めてまで訊くのは申し訳ないと思う。でもメンバーによっては何の話をしているのか訊くことができる」など、活発な話し合いが行われました。話し合いの結果、障害の有無に関係なく、聴障者と健聴者が問題に対して一緒に考えようとする心構えが大切ではないか、という結論に 至りました。他にも、頼れる人がひとりいるだけでも心の支えになる、ということばに参加者の皆さんがうなずいていました。誰かにとって私もそんな存在であれたら、と思ってしまいますね(*^^*)以上でCグループの報告を終わります。

【金澤】

 

 

 ディスカッションはそれぞれのグループ、予定していた時間をオーバーしてしまうくらい盛り上がっていましたね!!このような企画をまたやりたいとの声もいただき、嬉しい限りです!
ここに書いてある企画以外にも夕食時には、筆談タイムを設けて机に敷いた紙いっぱいに各々会話や不思議な絵を描いて、楽しんでいる様子が見られました ( ´` *)
 1泊2日と通常の企画より、とても長い時間でしたが、みなさまいかがでしたでしょうか?みなさまにとって、充実した時間となっていれば、運営委員一同嬉しい限りです。
みなさまにとってこの合宿に「題」をつけるとしたら、何でしょう?その話も追々出来たら良いなと思っております。
 学生会合宿「無題。」に参加していただいたみなさま、本当にありがとうございました!!!

 

また学生会では来年は2月12日(日)に2月企画、2月25日(土)に総会を行う予定です。いよいよ学生会企画も残り1回となりました。中身を濃いものにするために、頑張っていきます。また、25日に開かれる総会は、学生会にとって重要なものとなります。会員のみなさまは、ぜひ出席いただきますようお願いします m(_ _)m

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
続けて、12月企画報告を載せるので、ぜひそちらも読んでいただけると泣いて喜びます! *\(;∀;)/*

それではまた~ (^_^)/

12月企画「クリぼっちなんて言わせない!

ハッピーメリークリスマスパーティー in 学生会」

みなさま、こんにちは ^^
仙台の街も一層色づき、今年も終わりだなぁとしみじみ感じております ( ´` *)
そのように街中がクリスマスの雰囲気でにぎわっていたなか、私たち学生会でも12月23日(金・祝)13時から貝ヶ森市民センターにてクリスマスパーティーを行いました!
その名も「クリぼっちなんて言わせない!ハッピーメリークリスマスパーティー in 学生会」!!!
今回の企画では実行委員を募集しましたが、実はこのタイトルも実行委員と運営委員の案を組み合わせてできたものです^^
実行委員として私たちと活動してくれた小林梨奈さん、髙橋早紀さん、遠藤朱音さんの 3 人には実行委員をやってみての感想を聞いてみました!ぜひ最後まで読んでくださいね!(^○^)
今回は運営委員・実行委員を含め、聴覚障害者9名、健聴者14名の計23名の方がご参加くださいました。ありがとうございました!!
では企画内容を振り返っていきます^^

〇アイスブレイク
アイスブレイクでは実行委員の髙橋さん、遠藤さんが考えた「待ち合わせゲーム」を行いました (*^^*)  残念ながら2人とも当日来られなかったため、あらかじめ動画を撮り、映像でのルール説明としました。
さて気になるアイスブレイクの内容は・・・?
月曜日から金曜日までのそれぞれの曜日で、椅子に貼ってある折り紙の色を目印に待ち合わせをしようというゲームです!最後に「~曜日の待ち合わせをしてください」と言われたときに、約束した相手と待ち合わせ場所でちゃんと会えるかな?というところがポイントです (^O^) /ちなみに、相手と約束するときは声を禁止とし、それ以外の手話やジェスチャーなどを使うという形で行いました。
月曜日から金曜日まで、それぞれ1人ずつ、計5人と待ち合わせをするので、なかなか記憶力が試されるゲームでした!参加者のなかには迷わず待ち合わせ場所に向かう方もいれば、どこだっけ…?といったん考えている方、約束した相手とは違う場所に行ってしまう方がいましたね^^ 筆者自身も火曜日の待ち合わせ場所を忘れてしまい、なんとかペアと約束した場所に行くことができました ( 笑 )

 


〇ケーキ作り
今回のメイン企画であるケーキ作り!!さっそく5グループに分かれて、ケーキ作りが開始となりました。まずはスポンジの味をチョコレートかプレーンを選び、クリームも普通の生クリームかココア味のか。お菓子や果物もそれぞれ好きなものを選んで飾っていきました!それぞれのグループで、個性溢れるケーキがつくられました ( ´▽` *)
とてもきれいにデコレーションされているケーキもあれば、とても個性的だったりインパクトの強かったりするものもあり、それぞれの班のオリジナリティが出ていましたね (*^ ▽ ^*)  それぞれのケーキの写真も載っているのでみなさんの作品をぜひ見てみてくださいね。さてケーキ作りも盛り上がり完成したところで、席替えをし、お待ちかねのケーキを食べる時間です!他のグループのつくったケーキを見て、話が盛り上がりましたね ( ´` *)
またみなさんと協力してつくったケーキは、どれも美味しそうでした (^O^)

 


〇ビンゴゲーム
クリスマスと言ったら、ケーキとプレゼントですね!ということで、ケーキを食べたあとは、プレゼントをかけたビンゴゲームです !(^^)!
今回は普通のビンゴではなく、ひとつテーマを決めてのビンゴを行いました。テーマは「野菜」で、リーチになったらその場に立ち、ビンゴになった人からプレゼントを選べます!いつビンゴになるかドキドキですね…!順調にビンゴの人が増え、無事にみなさんプレゼントをもらうことができました (*^_^*)  そして、ここで終わりではなく???学生会からのプレゼントをかけ、井川会長とのじゃんけん大会が始まりました! ( 笑 )  中身は何だったのかというと…チョコのお菓子一箱やめんつゆ、シチューの素などのセットでした!シチューは体が温まるので、この時期にぴったりですね! ^^  
ビンゴゲームでもらったプレゼントを各々開けてみて、どうだったでしょうか?なかにはびっくりするものも入っていた方もいて面白かったです!(^○^)

〇実行委員から
今回の企画は実行委員3人が中心となり、準備を進めてきました。その3人から実行委員として企画運営をしてみての感想を聞いてみました!

こんにちは。今回の 12 月企画の実行委員を務めさせていただきました仙台保健福祉専門学校 2 年の小林梨奈です。今回、実行委員をやってみて思ったよりも企画を作るのは大変なんだなと思いました。準備段階も、みんなで意見を出し合って、それを形にするのも難しいと思ったし、当日の司会やアイスブレイクの説明なども緊張して、ハキハキできなかったです。でも、終わった後に参加者や運営委員に褒められた時にやって良かったと思いました。引っ張ってくれた運営委員の先輩方や実行委員の皆さんありがとうございました。

今回 12 月企画の実行委員をやらせていただきました、東北福祉大学 1 年の髙橋早紀です。学生会の企画では、いつも参加させていただく側だったので、この 12 月企画で運営委員の方々と一緒に、 1 から企画を立てて準備するのは、新鮮な気持ちでした。サークルへの訪問活動やレク企画などは大変そうなイメージでしたが、実際にやってみると、他のサークルの方々と関わることができたりと、とても楽しかったです。私は、当日参加することが出来ませんでしたが、それでも今回とても良い経験をさせていただきました。また機会があれば、ぜひやらせていただきたいです。ありがとうございました。

東北福祉大学 1 年遠藤朱音です。私は主に、 SNS の文章作成とアイスブレイクの内容を考える担当でした!様々な人とのつながりを深めるという目的のため、皆さんに読んでもらえるような文章を作成しました。アイスブレイクは、できるだけ多くの人と関わりを持てるようにと、自分もやってみたいものを選びました。皆さんが楽しんでいる姿を想像しながら、考えるのは楽しかったです^^ 会議の中では、誰が参加しても楽しめる内容にするために、様々な視点から考えて、話を進めていきました。その人の立場になって考えることの大切さを勉強させて頂きました。当日は参加できませんでしたが、良い経験ができました。ありがとうございました。

 


会議に参加し企画内容を考えたり、買い出し、当日の進行も務めたりと、実行委員も運営委員と同じ立ち位置で進めてくることができ、とてもよかったです ^^
今年最後の学生会企画にお越しくださったみなさま、本当にありがとうございました!


来年は2月12日(日)に2月企画、2月25日(土)に総会を行う予定です。いよいよ学生会企画も残り1回となりました。中身を濃いものにするために、頑張っていきます。また、25日に開かれる総会は、学生会にとって重要なものとなります。会員のみなさまは、ぜひ出席いただきますようお願いします m(_ _)m


今年、学生会に参加していただいた方、少しでも興味を持ってくれた方、応援してくださった方、また、これを読んでいる方、ありがとうございました!
それでは、また来年もみなさまとお会いできのを楽しみにしています!!よいお年を~ (*^_^*)

芋煮会(共催:みやぎ・せんだい中途失聴難聴者協会さま)

 この芋煮会は学生会とみやぎ・せんだい中途失聴難聴者協会(以下,みやぎ難聴協)青年部との合同での開催でした。みやぎ難聴協は,主に,聴覚に障害のある社会人が在籍している団体で,ホームページの定款によりますと,「宮城県内在住の中途失聴者・難聴者等(以下難聴者等)の福祉向上および自立・社会参加の推進に寄与することを目的」としている団体です。コミュニケーション方法は学生会と同じく,トータルコミュニケーションを掲げており,学生会のOBOGが多数在籍しております!

 芋煮会の当日は,名簿によりますと,なんと33名(みやぎ難聴協26名,学生会7名)ものたくさんの方々に参加していただきました\(^o^)/ 初めはコテージの外のかまどで火起こしをするグループと,コテージの中で具材を準備するグループの2つに分かれて,それぞれ準備をしておりました。私(鈴木)は火起こしグループにいたのですが,みやぎ難聴協の方が持ってきた超強力ガスバーナーの力により,3分ほどであっという間に火が付き,その後は外で火を囲んで暖まる・・・という時間の使い方をしていました。いや,サボっていたわけではないですよ?火が消えないように火の番をしていただけです(笑) コテージの中では具材の下ごしらえをしていたそうです.また,今回の芋煮は宮城風と秋田風の2つを作りました。その後,具材をコテージの外の鍋に入れ,芋煮の完成を待つ間に,一人ひとり自己紹介。名前や所属,趣味などを紹介しあいました。そうしている間に芋煮が完成.もう本当においしかったです。個人的には初めて食べた秋田風の芋煮がとても好みでした。また,芋煮と一緒にみやぎ難聴協の方の差し入れの梨も頂きました。芋煮を食べてひと段落した後には,学生会が考えたレクリエーションを行いました。内容はジェスチャーゲームで,グループで協力しながら,お題を表現しました。今年も大盛況のうちに終わった芋煮会。来年度も是非継続して行っていきたいですね~!

2月企画「プロフェッショナル~五人の流儀~」➀

 みなさま、こんにちは(´▽`*)
 今年度も残り、1か月となりました。学生の方は、次の学年を迎えたり社会人となるために準備をしたりする時期でしょうか。新しい場所で、新しい生活が始まる人はドキドキですね…!
だからこそ、今まで出会えた人たちとのつながりも大切にしていきたいですね(*´`)...

 

 さて、2月12日(日)10時から16時に2月企画「プロフェッショナル~五人の流儀~」が、八木山市民センターにて行われました。今年度最後の企画となる2月企画は、運営委員、午前のみの参加者も含め、聴覚障害者が7名、健聴者が10名の計17名の方々がご参加くださいました。お越しいただいたみなさま、ありがとうございました!!
 今回は午前の部、午後の部と2部編成でお送りしました。では早速、振り返っていきたいと思います。

 

 

◯午前の部「講演会」
 今回、午前の部は大学4年生の運営委員4名の講演が行われました。それぞれが、今まで学生会に関わってきて考えたことや1人の聴覚障害学生として思ったこと、今までの経験などをお話ししていただきました。
 1人目は、運営委員3年目であり、昨年度と一昨年度は運営委員のなかで唯一の健聴学生として活動をしてきた鈴木さんです。2人目は、今年度から運営委員として学生会に関わってきた若松さん。3人目は、桑名さん。桑名さんも、1年生のときから会員として企画に参加し、今年度から運営委員として、学生会に関わってきました。4人目は、今年度で運営委員2年目となる岡部さんです。

 

講演のなかでは、

・聴覚障害学生として学生会に入って変わったこと
・健聴学生として学生会に参加しての変化
・学生会の活動で掲げていた2つの目標
・学生会を運営してきた立場で考えたこと
・学生会の運営委員を卒業した後のあり

など、学生会に関わる内容を始め、

・インテグレーションした自身の経験談
・以前、聴覚障害者と健聴者の間のグレーゾーンで葛藤を抱いていた
・手話や情報保障などに出会ったことで「分かる」環境ができた
・大学生活を通して聴覚障害について考えたこと
・「障害」の意味について
・後輩へのメッセージ

 

などなど、1人の人間、聴覚障害者として考え、気付いたこと、思ったこともお話しいただきました。

 講演者自身の経験談や気付いたことも含めながら話すことで、とても分かりやすく伝わってきましたね。私自身、聞きたい内容が詰め込まれていたので、参加者のみなさまと一緒になるほど…と思いながら、聞き入ってしまいました(^^)

 

 講演が終わった後は、質疑応答です。大学4年生であるみなさんの進路についてお聞きし、卒業した後、どのような形で学生会に関わっていく予定なのかもお聞きしました!来年度からは社会人会員として関わり、機会があれば企画にも参加するそうです!これは、来年度からも会える機会はありそうですね…!(*゚▽゚*)

 他にも来年度、やりたい企画はなにか。来年度、運営側として学生会に関わりたいのでアドバイスをください。などの声も出ました!
また、今まで学生会に参加してきてどうだったかを、運営委員の他にも、4年生の会員の方や社会人会員の方、

大学1年生の方からもお話しいただき、質疑応答も終了しました~!(*´▽`*)

2月企画「プロフェッショナル~五人の流儀~」②

◯午後の部「ディスカッション」
 さて、大きくくっつけた机を、運営委員と参加者ごちゃ混ぜで囲んで、お弁当を食べたあとは…?
そうです!ディスカッションです!!まだまだ1日は終わっていませんよ~(^o^)

 3グループに分かれ、それぞれのテーマについてディスカッションをしました!

Aグループ→今までの学生会の活動を通して、自分自身が成長したこと
Bグループ→学生会の企画で、特に楽しかった企画、企画してほしいこと
Cグループ→聴覚障害者と健聴者の要望や質問
全グループ共通のテーマ→学生会への思い・要望等

 

ではAグループからどのような内容にまとまったのか見ていきましょう~~!

 

<Aグループ>
「今までの学生会の活動を通して、自分自身が成長したこと」

まずは、個人で思ったことを発表していきました(^○^)

 

・コミュニケーションの多様性
・相手に伝えるための方法
・自分から意見を言えるようになった
・人見知りな性格を変えることができた
・様々な立場で考えられるようになった
・聴覚障害に対する考え方が柔らかくなった
・聴覚障害者への見方の変化
 [(例)以前:聴覚障害のある○○さん→現在:○○さんは聴覚障害がある]

 

などなど…たくさん出ましたね~!!
 聴覚障害者への見方の変化として、例にあるように、聴覚障害者としてその人をとらえるのではなく、個人の特徴として聴覚障害をとらえるようになった、ということはやはり大きいように感じますね^ ^

 

 そしてなんと、これだけで終わらずに、裏のテーマについても続けて発表してくださいました~!裏のテーマとは…?「成長が足りない!!もっと必要!!」という部分についてです。
成長したことに気付けたということは、足りないことに気付けるはず!…ということで、出た意見は…??

 

・いろいろなコミュニケーション方法があることを知ってほしい
・それぞれの立場、考え方が違うということ
・相手と上手く合わせる方法を考えること
・伝えることを目指して、会話をしてほしい
         ↓
結論:お互いに歩み寄りましょう!!

 

 Aグループは白熱したディスカッションをし、多くのコミュニケーション方法があるなかで、当事者がその方法を選んでいるのには、今までの成長してきた背景があり、考え方によるものだとまとまりました。
 そして、ろう、難聴、健聴と立場に関係なく、寄り添っていこうという結論に至ったようです!
 学生会が掲げているトータル・コミュニケーションという方法についても取り上げられ、学生会の方針みたいなものを話し合うことが出来たようです。

 Aグループのみなさん、発表ありがとうございました!

2月企画「プロフェッショナル~五人の流儀~」③

<Bグループ>
「学生会の企画で、特に楽しかった企画、企画してほしいこと」

 まず、学生会の企画で楽しかった企画をBグループの方々に聞いてみました^^
お花見をした4月企画、11月合宿企画の講演とディスカッション、ケーキをつくった12月企画があがりました!

 

 次に、今後学生会に企画してほしい内容です。
料理企画や会員の声を聞く会、ディスカッション、学生会の顧問である松﨑先生を囲む会、また学生会のOB・OGの方ともお話をしてみたいという意見をいただきました。

 ディスカッションは、普段の生活やサークルなどではなかなか出来ないため、改めて聴覚障害について考えられる良い機会となるとの声もいただきました!
今後も継続して行っていきたい企画の一つですね^^

 

 その他あげていただいた企画についても、来年度企画を立てる際の参考にさせていただくので、もしかしたら実現するかも・・・??!
29年度の学生会もお楽しみに~!!

Bグループのみなさん、発表ありがとうございました!^^

 

 

<Cグループ>
「聴覚障害者と健聴者の要望や質問」

 Cグループでは、聴覚障害者と健聴者が2対2で分かれ、お互いに質問しあうという形で発表をしました!

 

聴覚障害者の立場から、健聴者への質問として、
・ぶっちゃけ筆談ってめんどくさいと思うの?
・ぶっちゃけ健聴者同士で話した方が楽だし、自分らしく話せる?

 

健聴者の立場から聴覚障害者への質問として、
・グループで話していて、手話が出来る健聴者がいたら、手話通訳した方が良い?
・なぜ補聴器を両方つける人と片方だけにつける人がいるんですか?

 

などなど・・・。お互いに聞ける相手だからこそ、普段できない質問もあったのかなと思います^^

 Cグループの発表もとても面白く、そういう疑問もあったのか~、自分だったらこう答えるかな~と、考えながら聞くことができました!

Cグループのみなさん、発表ありがとうございました!^^

 

 

 さて、ディスカッションも無事に終わったところで今年度最後となる学生会企画も終了となりました。
講演の中で、ひとりの方が「学生会は聴覚障害にとらわれずに安心出来る場所」と話していましたが、今後も1人でも多くの方にそう思っていただける場所になれれば良いなと思います。^^

1日と長い間、参加してくださった皆様ありがとうございました!(*^▽^*)

平成28年度宮城県聴覚障害学生の会 定期総会

こんにちは^^
少しずつ暖かくなってきたかと思えば、冷たい風がゴーゴー吹き、また花粉も飛びはじめ花粉症の人にとっては、辛い時期がやってきましたね…。ティッシュを持っているか確認してから出かける毎日です。

さて、2月25日(土)13時半~17時半にシルバーセンターにて、平成28年度宮城県聴覚障害学生の会定期総会が行われました。出席者は運営委員、途中参加者も含め、19名でした。

内容は…
・会長挨拶
・平成28年度 総括報告
・平成28年度 各担当活動報告
・平成28年度 本会計決算報告
・平成28年度 会計監査報告
・平成29年度 活動方針案
・平成29年度 予算案
・平成29年度 運営委員選出
・総評
・新会長挨拶
を行いました。

 

 議事では、「活動報告者自身が会員とコミュニケーションをとって勉強になったことは何か?」「訪問活動の訪問場所は、どのように選んでいるのか?」「FacebookとTwitterどちらの方が情報を早くもらえる?」「来年度の活動予定について。今までにはない新しい企画をやりたいと思っているか?」「平成27年度と平成28年度の方針として一番変わった点」「平成28年度と来年度で大きく変わる点」など、多くの質問を会員の皆様からいただきました。

 今後の学生会の課題や展望について、深く考えさせられる良い機会となりました。来年度はどのような学生会にしたいのか、どのような活動をしていきたいのかを新運営員と共に考えていきたいですね。

 

 運営委員選出では、平成29年度会長に桑名真之介、副会長に井川巧、事務担当に杉山優太、広報担当に小林梨奈、髙橋早紀、及川想大、須藤美樹、一般運営委員に岡﨑茜、今流星の9名が選ばれ、運営委員初経験者は4名となりました。
 来年度の学生会はどのようになるのか、乞うご期待を!!!

 

 総会に出席いただいた皆様、お忙しい中本当にありがとうございました!
今回欠席した会員の皆様にも、後ほど総会資料と議事録を送付させていただきます。
 至らない部分もありましたが1年間活動をさせていただき、無事定期総会を開催できましたこと、運営委員一同感謝申し上げます。
 今後とも学生会をよろしくお願いいたします!!

2016年2月1日(水)に、本会の会長、副会長、事務担当の3人で、宮城県聴覚障害者情報センター(通称:みみサポみやぎ)に動画収録のため、お伺いしました!

その時の様子をブログに書いていただきました↓

http://blog.goo.ne.jp/mimisuppomiyagi/e/efd4c01325f75026cbfda1a9c8c25b72

 

3人で学生会の紹介をしています。

ぜひご覧ください(*^▽^*)

手話動画(http://www.mimisuppo-miyagi.org/douga201702_46.html)

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